高級茶筒のなかでたぶん一番人気があると思われる「銅」素材。デパートなどでもよく見かけます
銅製茶筒のメリットは遮光性があること、空気もしっかり遮断して茶葉の鮮度を保ってくれること、見た目にも高級感があること、抗菌作用があり清潔なこと、など。
そんな人気の同茶筒の中でも特に人気のあるものや品質が信頼できてかっこいいものをまとめてみました
京都 開化堂の銅茶筒
銅製の茶筒の中でも一番有名でブランド力があると思われるのが京都・開化堂の茶筒
昔からの製法を今でも守り職人の手仕事で一つ一つ作ってます。シンプルで美しい。ただ値段も高い
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銅製だけじゃなく金色の真鍮製やシルバーのブリキ製もあります
三浦春馬さんと開化堂の茶筒
三浦春馬さんがHHK番組「せかほし」(世界はほしいものにあふれてる)にてJUJUさんに誕生日プレゼントしたのが開化堂の茶筒で「宝尽くし」というモデルだそうです。値段は27000円とのこと
そのほかクローバーを模様がワンポイントで入ったモデルや、パスタ缶などのバリエーションもあります
東屋の銅茶筒
東屋(あずまや)の銅茶筒。開化堂の茶筒に似てますが開化堂の半額ほどで買えます
中サイズ↓
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大サイズ↓
アマゾンの販売ページを見ると
製造:新光金属
制作:東屋
とあるので、東屋という会社が企画し、新光金属というメーカーが製造していると思われます。新光金属は金物で有名な京都燕市にあるメーカー。燕市の金属加工技術の底力で開化堂に近いクオリティを半額以下で実現したという感じ…かな?
口コミは多くはありませんが評判は上々です
新光堂の銅茶筒
伊勢丹をはじめとした百貨店で取り扱いがある「新光堂」。東屋の銅茶筒を作っている新光金属というメーカーのもう一つのブランドだと思われる。伊勢丹においてある=品質は信頼できる、と考えていいはず。
値段は東屋の銅茶筒と同じく開化堂の半額程度です。かつ新光堂にはない槌目(つちめ)模様とグラデーションの色合いが新光堂ならでわの魅力
そのほかのカラーバリエーションもあります
シルバー系
紫系の色
黒色
青色
色が選べるのがいいですね~
デパートで実際に手にとってみましたが、蓋がスッーっとちゃんと自重で閉まりクオリティの高さが伝わってきました。
玉川堂 茶筒
玉川堂(ぎょくせんどう)は一枚の銅板を職人が叩いて叩いて叩きまくって商品の形に形成するという驚異の生産手法をとっていることで有名なメーカーです。つくってる人根気ありすぎる。
ちなみに銅を叩いて伸ばすのではなく、叩いて「縮めて」形成するんだそうです。急須が有名だけど茶筒もあります
ここの茶筒は一巻きにした銅を鋲で留めており無骨な印象。しぶすぎる・・!
なんだかスチームパンクっぽさも感じる
画像引用:玉川堂公式HPより
お値段28000円+税
高いけどめっちゃ手間暇かかってるし多少はね?
なお関東だとギンザシックスに実店舗があるようです。機会があったら行ってみたいですね
ナガオの銅茶筒
Amazonで見つけた銅製茶筒。これも新潟県の燕市製です。約3000円でほかの銅製茶筒に比べるといっそうお手頃価格。Amazonレビューによれば
外蓋を軽くはめ、あとは手を放すと僅かな隙間からスーッと空気を押し出しながら、静かに落ちて行き、1mmを残して一旦止まります、そこからさらに遅くなって静かに静かに閉まります。見ているだけでなぜか何かが満たされます。
さながら開花堂のごとき感覚を体感することが出来ます。と思えば価格も高くはないと言えます。開花堂のはもっと遅く落ちたと思いますが。
中栓はゆるくもなく、だからと言ってキツくもなく、かっちり蓋が締まる感じです。 茶筒の蓋は、重さで自然に下に降りていきますが、後2ミリ位の所で止まるので最後手でカチッと押す感じです。 とてもいいものを購入出来て嬉しいです。
といったレビューがありました。コスパ良さそうです。
まとめ
サイズの近いもの同士を価格の高い順に並べて比較してみると…
玉川堂100g:28,000円(孤高の存在)
開化堂120g:13,000円(高級だけど有名で定番)
東屋の中サイズ:7,000円(開化堂に近い見た目&クオリティ。燕市製)
新光堂中サイズ:7,000円(東屋と同じメーカー。槌目とカラーバリエーションが魅力)
ナガオ中サイズ:約2700円(新光堂に似た槌目模様。コスパいい。燕市製)
となりました
※すべて税別価格
ここで書いたのはどれも定番品・信頼できそうなモノに限定したつもりなので、あとはデザインの好みと予算に応じてお好みで選べば良さそう。さてどれにしよう…。開化堂以上はちょっと予算オーバーかなぁ
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