ビルケンシュトックのスニーカー「アラン」の白を買いました
シンプルで何にでも合わせやすいデザインです。
買ったのは「布生地モデル」なので私の中ではコンバース系デザインに分類されています。ただ後述しますが
白なら基本レザーのほうがいいです。
ビルケンのアランにいてはすでに詳しくレビューされてるサイトが他にもあるので、私のサイトでは靴のデティールなど重複する部分はサクッと紹介するにとどめ、
他ではあまり詳しく語られてない履き心地(実際に1日履いて歩いてみた感想など)に重点を置いてレビューしたいと思います。
私のビルケン遍歴
ちなみに私は
ビルケンのルームシューズ
(アムステルダム 冬のスリッパとして)
ビルケンのサンダル2つ
(アリゾナ 夏の外履きと室内スリッパとして)
ビルケンのハーフインソール
を愛用しているビルケンファンで
ビルケンを良く知った上での感想です
ビルケン アラン 白
まずデティールから。
私が買ったのはキャンパス地の白のアラン。
レザーのやつより安くて見た目は軽快感があります
夏にぴったり!
ビルケンの白スニーカーはレザーの方がいい
でも布生地はやっぱり汚れやすい!
(↑30分履いだけでちょっと汚れた)
なのでアランの白が欲しいなら高いけどレザータイプを買ったほうがあまり汚れを気にせずガンガン使えていいと思います。
レザーであれば土埃くらいなら布でさっと拭けばすぐキレイになるはずですし。
白意外ならキャンパス地のでいいと思いますけどね。汚れもそんなに目立たないだろうし。
布生地の白は2種類ある
ちなみに布生地アランには2種類あります。
ソールまで白いタイプと
ソールが「ゴムの色」している旧タイプ↓
検証のために両方買ってみました
が、ソールまで白いタイプのほうが明らかに垢抜けていてオシャレです
生地も「ソールまで白い」タイプのほうがより純白です。
ゴム色ソールのほうはすぐヤフオクで売りました
ビルケン アランの作り
パッと見チープに見えるかもしれませんが実際はしっかりした作りです。見えないところにお金を書けてる感じはドイツ車に通づるものがあるように感じます。(といいつつドイツ車を買ったことは無い 笑)
↑表はキャンパス地でも裏側は全面白のレザー張りです。タンの裏側までしっかりレザー張り。
足首まわりはわずかながらクッションが入ってます
アランのサイズ感
靴下を履いて履くため、アランはビルケンのサンダルより+1サイズアップが基本です。
普段40サイズのビルケンサンダル履いてるならアランは41サイズ・・・ってな感じですね
アランの履き心地
ビルケンのアランは・・・
短時間ならとっても気持ちよく歩ける
でも30分以上歩くと疲れる
というのが一日履いてみた正直な感想です
(トータルで20回くらいは履きました)
足を入れたときはめちゃめちゃ気持ちいいんですよ。
「立体的なフットベッド」と
「それに沿うような形のつま先」
がもたらすストレスフリーな感覚。
これはビルケンならではで感動します。
まさに裸足感覚といった感じ。
ただアウトソールがただのゴムでクッション性はほぼ無く、30分以上歩くと足が疲れてダルくなります。
ビルケンはコルクのインソールが衝撃を吸収してくれる・・・というタテマエはありますが、実際の所コルクインソールはあまり衝撃を吸収しません。
ビルケンのサンダルで衝撃吸収を主に担っているのはアウトソールに使われているEVA素材です(弾力があり柔軟性に優れてる)
でもアランはアウトソールがゴム。
それが疲れる理由だと思います。
私はカカトが擦れて痛かった
これは私のカカトの形とビルケンアランのビール部分の形が合わなかったからですが、アランのヒールの上の部分が歩くたびに足首にちょっと擦れます。
ちょっとの擦れでも10分も歩けば何回もこすれることになり、痛くなってきます。
試着するときはそのあたりも気にかけつつ試し履きするといいと思います。
ビルケンのアランはこんな用途に向いている
短時間の歩行や履いているだけならとても気持ちいいのは確かなので、立ち仕事(あまり距離を歩かない)するときの靴としては最適だと思います。
あとは近所のちょっとした外出用とか。
ただその場合別にアランじゃなくてもいいよねってことになり、
・ビルケンのボストン
・モンタナ
も候補に入ってくると思います
(形が嫌いじゃなければ)
ビルケンのボストン↓
モンタナ↓
ボストンやモンタナはアウトソールがEVA素材なので、むしろアランよりも歩行にも向いています
総評
ビルケンのサンダル歩き心地の良さは
・フットベッド自体の造形がよくて
・ フットベッドがコルクでできてて
・ ソールがEVA素材
という絶妙なバランスの上に成り立っており、アランを発売するにあたってソールをゴムにしたためこの絶妙なバランスが崩れ、
「短時間なら気持ちよく歩けるけど30分以上歩くと疲れる」
という特性になってしまったんだと思います。
今の所スニーカーに関しては、スニーカー専業で作ってるメーカーの方が一日の長がありそうです。
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