ウール素材の服は静電気が起きにくい?

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ウールは静電気が起きやすい?起きにくい?

ウール100%素材の下着&セーターを着ているときに気付いたんですが・・・ほとんど静電気が起きないんですよ。

ユニクロのヒートテック&フリースを着てたときは服を脱ぐとバチバチっと必ず強い静電気が起きてたので
「ああ自分は帯電体質なのか・・」なんて思い込んでいたのですがウール100%の服だとほとんど静電気が起こらない。

で、実際のところウールは素材としてホントに静電気が起きにくいのか?を調べてみました。

静電気がおきる原因

どうして静電気が発生するのか?
の詳しい説明は他のサイトに譲りますが・・・
こちらのサイトの記事わかりやすかったです↓

気になるあれこれ。。:服の静電気には組み合わせが大切!

上記サイトに便利な画像があったので画像引用させていただきます

静電気 素材

(ただしこの画像には大きな間違いが一つあることが後に判明。人間の皮膚はもっと+寄りでした。詳しくは後述します)

この画像(摩擦帯電列と言うらしい)
の見かたですが、
並んだ素材のなかで

・真ん中のものほど帯電しにくい

・両端にあるものほど帯電しやすい
(摩擦で電気がチャージされやすい)

です。これをみるとウールは左から2番めで意外に帯電しやすい。

そして、上記画像の「素材同士の距離」が離れているほど静電気が発生しやすいです。(摩擦でチャージされた電気がバチッっと走る)

たとえば「ウール」と「ポリエステル」は距離が離れているため重ね着すると静電気が起きやすい、となります。

素材同士が近くても静電気起こるんだけど・・

でもですね、、
私が過去最高に静電気を感じた服の組み合わせが

ユニクロのヒートテック+ユニクロのフリース

なんですが、
これの素材をみてみると

ヒートテックの素材
アクリル、ポリエステル、レーヨン、ポリウレタン

フリースの素材
ポリエステル、アクリル、レーヨン

主成分はポリエステルとアクリルです。
(レーヨンはちょっとしか入ってない)

摩擦帯電列の画像に照らし合わせると素材同士の距離が近い「静電気が起きにくい」とされる素材の組み合わせなんですが・・・

静電気 素材
(画像引用:https://kininaruarekore.com/archives/6663.html)

でもめっちゃパチパチ静電気くるんです。
なんでだ。

素材別の静電気発生量を調査したサイト

んで、理論上はともかく・・・

実際に素材の違う服を着てどれくらいの量の静電気が発生するのか実験をしたサイトがあるんですね~、ありがたいことに!

それがこちら
NIKKEI STYLE:静電気と無縁に暮らしたい

すばらしいw
実験結果の画像を引用させていただきます

静電気の起きやすい素材

画像引用NIKKEI STYLE:静電気と無縁に暮らしたい

4列目の組み合わせ

ブルゾン(ポリエステル85%)

フリース(ポリエステル100%)

は、ほぼ同じポリエステル素材同士の組み合わせでも2500ボルトとかなり静電気が発生してます。
2000ボルト以上でピリッとくる

やっぱりな
「摩擦帯電列の図で素材同士が近い組み合わせ」でも静電気発生してるやんけ。
・・・と自分の感覚が合ってたことを確認。

じゃあウールは?というと

ウール60%のコート

フリース(ポリエステル100%)

の組み合わせで4500ボルトと、こっちはこっちで最凶の静電気が発生してる。
なのでウールも組み合わせによって強い静電気が起きることが判明。

静電気が起こらない組み合わせ

実験のなかで静電気発生量が極端に少ない組み合わせは

綿100%のシャツ

ポリエステル85%のブルゾン
=静電気150ボルトと極小

綿75%のコート

ウール100%のジャケット
=静電気50ボルトとほぼない

でした。
キーポイントは綿と組み合わせることといえそうです。

なので静電気発生を抑えたいならやっぱり下着は綿のほうがいい、とこの実験結果からは言えます。

ウール同士の実験がない

残念なのはウールの洋服同士を試した実験結果が無いことです。
・・・ってまぁウールの上にまたウールを着るような人はあんまりいないか。
私は着てるんですがね。

ウール同士だと静電気はおきない

wool

で、冒頭の話の繰り返しになりますが・・・

私はウール100%の下着にウール100%のセーターを着ることが多いんですが
(おまえ羊かよ、というツッコミは甘んじて受け入れたいと思います)
静電気、起きないんですよね~。

ポリエステル同士だと同じ素材でも静電気起きるとNIKKEI STYLEの実験で証明されてましたが・・・ウールだと実体験上、そんなことないんです。

合成繊維は-(マイナス)に帯電しやすく
ウール、シルクなどの動物性繊維だと+に帯電しやすいですが・・・

-の帯電同士なら静電気起きるけど
+の帯電同士なら静電気起きない、
とかなんですかね~。

追記:ホントにその通りだった

「+の帯電同士なら静電気起きないんですかね~。」
と書きましたが、もうちょっと調べたらほんとにそのとおりでした。

まず途中で紹介したこの図
静電気 素材
(画像引用:https://kininaruarekore.com/archives/6663.html)

これは一部間違っていて
図の真ん中にある「皮膚」ですが
ホントはもっと+寄りのようです。

他の信頼できそうなサイト(法人運営のサイト)から別の帯電列の画像を引っ張ってきたのがこれ↓

摩擦帯電列

画像引用
静電気ドクター(キーエンス社):電気の性質

人間は左から二番目のところにあります。
人体めっちゃ+に帯電するじゃん。

上記の表にはウールの表記がないのでwikipediaの「摩擦帯電」の項目からも画像を引っ張ってくるとこうなります↓
(wikiは縦方向に並んでます)

摩擦帯電wiki

(縦に長過ぎるので一部中略)

摩擦帯wiki2

画像引用:摩擦帯電(wikipedia)

コレを見ると人間の皮膚もウールも+寄りです。

ウールは静電気が起きにくい理由

ウール素材だと静電気が起きにくい理由は

ウールの下着(+に帯電しやすい)
ウールのセーター(+に帯電しやすい)
を人間が着る(人間の皮膚=+に帯電しやすい)

と、
すべて+に帯電しやすく
+と-に分かれないため静電気が起きにくいから、という理由だと言えますね。
(理解おかしかったら誰かコメント欄でご指摘ください)

やっぱそうだよな。
ウール静電気こないもん。

化学繊維は静電気がおきる

逆にフリースなどの化学繊維は-に帯電しやすい。
かつそれを着るのが+に帯電しやすい人間・・・。

である以上
帯電しやすさが+と-にわかれるのはどうしたって避けがたく、静電気は起きると言えそうです。

実際、ポリエステルやアクリルといった摩擦帯電列で近い組み合わせでも静電気が起きてしまうことが、先で紹介したNIKKEI STYLEの実験で証明されてますし。

まとめ

静電気が起きにくい組み合わせは

ウールの下着にウールの上着

綿の下着にウールの上着

綿の下着にポリエステル(根拠はNIKKEIの実験)

です。

静電気を避けたいなら化学繊維着るのをやめて、綿やウール、その他動物性の繊維(アルパカ、アンゴラ、カシミアなど。これらもウール同様+に帯電しやすい)を着るべし。

といってもアウターだとウール100%のものがなかなか無いのが悩ましいところですね・・。
メルトンのピーコートやトレンチコートくらいかな?

ウールの下着なんてあるの?
という思った方はこちらの記事をクリック!
→「ウール 下着」

当然綿よりウールのほうが暖かいので冬のインナーにはピッタリ・・・だと個人的には思ってます。

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