銅製の茶筒でかなり見た目が似ている開化堂と東屋
開化堂
東屋
この2つを比較検討
大まかな違い
まず最初に大雑把にそれぞれの特徴を挙げると
開化堂
高い、見た目がピカピカ、つなぎ目がある
東屋
開化堂よりはかなり安い、どちらかというとつや消しな見た目、つなぎ目がない
…となります
開化堂 東屋 価格比較
中サイズ(100g~120gサイズ)
で価格比較すると…
東屋茶筒:7,000円
開化堂:13000円(差額+6000円)
大サイズ(約200gサイズ)
で価格比較すると…
東屋:8000円
開化堂14000円(差額+6000円)
中サイズ大サイズいずれも価格差は6000円
東屋は開化堂の半額程度で買える
※税抜価格
開化堂 東屋 見た目の違い
シンプルなシルエットなのはどちらも同じだけど、開化堂のほうが外側表面がピカピカして光沢感があり、対して東屋はよりつや消し感があります。
ピカピカした開化堂のほうが高級感はある。でもそれと引き換えに指紋は目立ちそう。なので肌がオイリー気質で鏡面に指紋がつきがちな人は東屋のほうが扱いやすそう
とはいえ2年、3年と経ってエイジングが進み表面がくすんでくるとどっちも見た目はあまり変わらないかとも思います
つなぎ目の有無
開化堂は職人が銅板を切り出して筒状にしてはんだ付け(?)してるのでつなぎ目があります。ちなみに1200円前後の普及価格帯の茶筒にもつなぎ目があるのが普通
対して東屋はつなぎ目なしの構造です。つなぎ目の有無なんて買った本人以外は気にしないでしょうけど、つなぎ目がないほうがよりスタイリッシュではあります
また構造的にもつなぎ目のない東屋のほうが精度高そう…と思えますがそこは伝統の開化堂。精度は職人技でカバーしてます
精巧さ
開化堂の茶筒は京都の物産館で、東屋の茶筒を作っている新光金属の茶筒はデパートで、それぞれ触れてみた事があります。どちらも上の蓋がスッーっとおちる精巧さはあるので買って後悔することはないかと思いますが、より精巧感があるのはやっぱり開化堂の方です
閉まるモーションがより滑らかで重厚感があるんですよね
アフターサービス
開化堂は専業老舗ブランドだけあって修理・磨き直しを受け付けてます(公式HPにも修理・磨き直しについて書いてる)
結論
表面はピカピカがいいか、つや消しがいいか、つなぎ目は気になるか、ならないか、などそれぞれの好みで選べばいいんでしょうけど、選ぶ目安として
東屋の茶筒に向いてる人
オイリーで指紋が付きやすい人
コスパ重視の人
開化堂の茶筒に向いている人
ピカピカで高級感がある方がいい人
どっちでもいいけど予算は余裕がある…という人
(開化堂はこのデザインのタイプの銅製茶筒の最上級なので「より高いあっちのメーカの茶筒のほうがよかったか…?」と買った後思い悩むことがない)
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