アニメ映画「この世界の片隅に」がAmazonやその他レビューサイトでめちゃめちゃ評価高かったので見てみたんだけど…正直つまらないと感じてしまいました。すみません
世間の評価が高いこの作品をなぜ私がつまらないと感じてしまったのか、その考察です。
(=作品を批判したいわけじゃなくて、なぜ自分と世間の感想がズレてるのか炙り出したいだけ)
つまらないと感じた理由
主人公が好きになれなかった
なんでつまらないか?いろいろ考えてみたけど主人公の「すず」が好きになれず、感情移入できなかったの一番大きな原因だと思う
ストーリー自体もあんまり起伏がなくてなんとな~く続いてく感じなので面白く感じませんでしたが(いつから面白くなるんだ…と思って見てたら終わった)
それでも「すず」というキャラクターが好きになれるなら戦時中日常アニメとして興味深く見れたかもしれません
でもすずが好きになれなかった。なぜかというと最初から最後まですずさんから覇気が全く感じられなかったから。
「この世界の片隅に」の作中で主人公すずは爆弾の爆発にまきこまれて片腕を失うことになります。片腕ふっとばされたら怒りの爆発とか深い悲しみとか、そういう大きな感情の動きがあってもいいと思うんですが、これががない
それと声を当ててる人も声優じゃなくて女優の「のん」さんで、声に感情をのせるのがあまり上手に感じられませんでした。
もちろん「あえて」のキャスティング・アテレコなんでしょうけど、やっぱり…うーん。。。という印象。
声無しで静止画だけ見るとすずさんはとっても可愛らしいキャラクターに見えるので、やっぱ好きになれない原因は覇気の無さと声
行動に共感できなかった
あとにすずの行動に共感できないことがおおかった
例えば空襲で爆弾が落ちてくるぞってときに、防空壕に入らず野鳥を追って家の外に駆け出すシーン。「なにやってんだコイツ…早く避難しろよ…」と見ててちょっとイラッとしてしまった。すずさん行動の優先順位おかしい
すずさんに密かな自殺願望があってそう行動したんだろうか?と一瞬思ったけど、作品を見終わってみると特にそういうわけでもなさそうだし。
あと防空壕に入れと家族に言われてるのにハイともいいえとも返事をしないところ。
返事くらいせんかいw
生きるか死ぬかの瞬間で返事しない
→家族がなにかあったかと心配して外にでてくる
→そこを爆撃されて二次被害
となる危険もあるじゃん・・
庵野秀明氏の感想
エヴァンゲリオンで有名なアニメーター、庵野秀明氏はこの映画の感想を聞かれて
「観た。なんだあの女、ぼおっとして。首締めたくなった」
と言ったそうな。
首絞めたくなったは過激な表現ですが、言いたいことはめっちゃわかる
Amazonプライムで無料でみれる
とはいえ世間の評判がとても高い映画ですから、見てよかった!と思える人のほうが多い映画のはず。でも合わない人には全然合わない映画とも言えます。(私のように)
みなさんはどっちでしょうか??
ちなみにAmazonプライムに加入すると「この世界の片隅に」は今無料でみれます
私もアマゾンプライムで見た勢です
この世界の片隅に 原作
「この世界の片隅に」はマンガが原作
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マンガなら面白い・・・のかな??
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