ウィキペディアで一番面白いページ「日本住血吸虫症」

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ウィキペディアのページの中で一番おもしろいページって何?
というような趣旨の2chのスレで優勝したのはこのページだそう

地方病 (日本住血吸虫症)

 

笑えるという意味ではなく
読みものとしておもしろい、という意味です。
これ読んでみるとたしかに面白い。

 

山梨県で謎の病気(日本住血吸虫症)があらわれ、いろんな頭脳を持った人たちと山梨県民が協力し、世代をこえて戦い、打ち勝つというストーリーです。
事実なので物語に重みがあります。
伏線みたいのもあるし。
(地域で歌われてた俗謡)

 

「種族間の生き残るための闘争」って視点で読むのも面白い。
一体何人の農家の人がこれで命を落としてしまったのか。
そしてそれと引き換えに、寄生虫と、その中間宿主は根絶するレベルで人間に滅ぼされてしまったという事実。(人類にとってはいいことだけど)
いろいろ思うところがあります。

 

文量は文章読むの慣れてる人がPCで読んでも20分くらい。
読むの遅い人だと30分~35分くらい。
暇つぶしにもぴったりだと思います。
下手な小説読むよりも感動的でした。

 

ちなみに寄生虫ならでは(?)みたいな気持ち悪い描写は無いのでそのへんの心配はありません。
読むならぜひWikipediaの原文をオススメします。
文章から書いた人の気迫というか、迫力みたいのも伝わってきます。
地方病 (日本住血吸虫症)

 

山梨県の該当地域では、今でもこの話、学校でしたりするのかな?
それとももう知らない人がほとんど・・?
わからないけど、これは語り継いだほうがいい話だと感じます。

 

ちなみに読んでで一番びっくりしたのは
松浦有志太郎という帝国大学の皮膚科医が自分の腕で感染実験したこと。
なーんでよりにもよって自分の腕で実験するんだよw
ぶっ飛びすぎでしょ。。
(そして無事感染。ただしそこまで悪化せず)

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